●11日、米フライト情報サイトの調査によると、世界35カ所の国際空港で最も定刻運航率が低いのは北京首都国際空港で、次いで上海浦東国際空港だった。写真は8日、天候によるフライトキャンセルと遅延でごった返す北京首都国際空港。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月27日 17時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74700&type=0
<中華ボイス>
中国空軍がフライト遅延の元凶?!
「乗客は空軍に怒りを向けろ!」―中国経済学者
2013年7月24日、中国では度々フライトの遅延により、乗客と航空会社のトラブルが報道されている。
利用者の増加に対し中国の航空業界の発展が追いついていないことが原因と指摘する声も聞かれるが、中国の著名な経済学者の郎咸平(ラン・シエンピン)氏は独自の視点でその原因を説明した。
郎氏は、
「この頃フライトの遅延が頻発し、乗客と航空会社の衝突も激化している。
実のところ、乗客は怒りをぶつける矛先を間違えている。
米国の空軍は世界で最も強大だが、同軍管轄の領空は自国の領空全体の20%しかない。
一方、中国空軍は自国の領空の実に80%をコントロールしている。
私の調査によれば、中国空軍は領空のコントロールを通して汚職を行っている。
たとえば、フライトが大幅に遅延している状況で、航空会社は空軍に対して領空の解放を懇願するだろう。
そして空軍は領空の解放と引き換えに航空会社から巨額の金銭を手にする」
とフライトの遅延と中国空軍の関係について紹介した。
』
なるほど、大いにありそうなことである。
といより、ほとんどそうだろう。
なぜならここまで悪いなら、適切な対策が講じられるはずである。
なのにそれができないというのは、それ以上の圧力がかかっているということになるはずである。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月20日 17時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74522
定刻運航率の悪い中国航空業界、遅延状況はさらに悪化へ
=管理不徹底などが原因―香港紙
2013年7月16日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、米フライトサイトの調査で、定刻運航率が悪い空港の上位を占めた中国のフライト状況は今後さらに悪化するだろうと報じた。
原因は管理・監督の不徹底や軍による領空使用制限などにあるという。
19日付で環球時報(電子版)が伝えた。
米フライト情報サイト・FlightStatsの最新データでは、世界35カ所の国際空港のうち、定刻運航(実際の離陸時間と時刻表の差が15分以内)率のワースト1、2位は、北京首都国際空港と上海浦東国際空港で、この2カ所を含めて定刻運航率ワースト10のうち、8カ所を中国の空港が占めるという結果だった。
フライトの遅延に対し、中国でも大部分の乗客は黙って耐え忍んでいるが、一部の乗客は極端な方法で怒りをぶちまけたりする。
過去数カ月間だけでも、怒った乗客が搭乗を拒否したり、搭乗口を封鎖する事件などが発生している。フ
ライトの遅延やキャンセルによる乗客とグランドスタッフとのトラブルでケガを負って入院したり、警察沙汰になる事件は、中国各地の空港で毎日のように発生している。
こうした状況を受け、中国民用航空局(CAAC)は12日、各空港および航空会社に対し、定刻運航率を向上させるよう厳しく要求した。
しかし、CAACは毎年のようにこうした空手形を切っているため、大きな期待はされていない。
中には、「CAACとは『中国のフライトはいつもキャンセル(Chinese Airlines Always Cancel)』の意味だ」とやゆする乗客もいる。
航空需要が急増する状況において、フライトの遅延は中国だけの現象ではなく、世界的なものとなっている。
しかし、遅延が発生した後の乗客に対するグランドスタッフの対応の悪さや、遅延の理由を常に悪天候にするなど、長期にわたる管理・監督の不徹底も中国の空港でトラブルが頻発する原因になっている。
また、先進国では領空の大部分が民間用に割り当てられているが、
中国では軍が領空の80%を管理し、
民間が利用できるのは20%しかなく、これもフライト遅延の原因の1つとみられている。
管理・監督のまずさや軍による領空使用制限に加え、航空需要の増加などを考え合わせると、中国の定刻運航状況が今後ますます悪化することは間違いない。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月12日 22時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74238
世界の空港の定刻運航率、ワースト1、2位を北京と上海が独占―米情報会社
2013年7月11日、米フライト情報サイト・FlightStatsの最新データによると、世界35カ所の国際空港で最も定刻運航率が低いのは18.30%の北京首都国際空港で、次いで28.72%の上海浦東国際空港だった。
シンガポール華字メディア・星島環球網が伝えた。
今年1~6月の「世界の空港定刻運航ランキング」では、中国の同2空港が常に40%以下を記録し、最下位クラスに居座る結果となった。
世界35空港の6月の平均定刻運航率は69.26%で、北京首都国際空港や上海浦東国際空港との差は歴然。
FlightStatsの「定刻」とは、実際の離陸時間と時刻表に記されている離陸時間の差が15分以内のことを指す。
実際に中国民用航空局(民航局)のデータでも、国内線の定刻運航率は毎年下降しており、昨年の全国平均定刻運航率は過去5年間で最も低い74.83%だった。
民航局によれば、航空機遅延は悪天候と流れの悪さが原因だという。
吉祥航空の王均金(ワン・ジュンジン)会長は
「中国の領空は軍が80%を管理しており、民間の航空会社は残りの20%しか使用できない」
と嘆く。
だが、中国民航管理幹部学院の鄒建軍(ゾウ・ジエンジュン)副教授は
「この統計で使われているデータは完全なものではない」
と指摘。
「滑走路の順番待ちは大空港ではよくあること。
空の使用領域が少ないことが原因ではない。
国内の航空機利用率が上昇し、空港建設やフライト増便が間に合わないことにある」
と説明している。
』
ということは、中国共産党が空軍をコントロールできなくなっているということだろう。
中国には不安要素が充満しているが、その最大のものは共産党と解放軍のあきれつである。
中国が崩壊するようなことになったら、解放軍はどうなるのだろう。
陸軍、海軍、空軍とバラバラになって権力指向を強めていくのであろうか。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月31日 21時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74923&type=0
中国でフライト遅延が慢性化、
激怒する乗客「空怒族」が誕生―英メディア
2013年7月28日、英紙デイリー・テレグラフ(電子版)は、中国の空港ではフライト遅延が慢性化しているため、これに怒った乗客たちが抗議する事例が多発していると報じた。
30日付で参考消息網が伝えた。
フライト遅延に激怒した乗客が搭乗口で大規模な抗議を行うという事例が、中国でこの2カ月間に少なくとも8件発生している。
そのうちの2件では、空港職員が乗客に殴打されるという被害に遭った。
中国では、このような航空機の遅延に激怒する乗客たちを指す「空怒族」という新語まで登場している。
米国の航空調査機関フライトスタッツによると、今年6月に北京首都国際空港から出発した2万2000便のうち、定刻に離陸できたのはわずか18%で、同空港は「フライト遅延が世界最多の空港」となった。
上海虹橋国際空港の定刻離陸率もわずか24%で、
定刻離陸率50%以上の空港は中国に存在しないことがわかっている。
なお、この統計で首位だったのは
羽田空港で、定刻離陸率は95%だった。
フライト遅延はビジネスチャンスの逸失にもつながるため、
これを嫌う多くの外国企業は、北京からの事務所撤退を考えているという。
米航空専門誌アビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジーのアジア太平洋地域担当編集者、ブラッドリー・ペレット氏は
「中国の空港では航空機に対する離発着間隔の要求が極めて高い。
これは最大限度の安全を保障するためだ。
遅れて怒るのは構わないが、安全性に優れていることを忘れないでほしい。
中国では15年以上、主要路線における重大事故は発生していないのだから」
と話している。
』
離発着間隔、を広くとれば、そりゃ安全この上ないだろう。
それだけなら「バカ丸出し」だ。
安全を見据えてそれをどこまで縮められるかが問題であろう。
[減速する成長、そして増強される軍備]
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