●17日、新華網によると、米国にとって最大の債権国である中国が今年5月、米国債を252億ドル(約2兆5137億円)買い増ししたことが、16日に発表された米財務省のデータで明らかとなった。写真はニューヨーク・マンハッタン。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年7月18日 20時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74444&type=0
中国の米国債保有高、初の130兆円超えに―米財務省
2013年7月17日、新華網によると、米国にとって最大の債権国である中国が今年5月、米国債を252億ドル(約2兆5137億円)買い増ししたことが、16日に発表された米財務省のデータで明らかとなった。
データによると、中国が保有する米国債は同月1兆3159億ドル(約131兆2610億円)に達し、1カ月前の調整済みデータの1兆2907億ドル(約128兆7473億円)を上回った。
米国にとって2番目の債権国である日本は、5月に米国債を手放し、前月の調整済みデータの1兆1127億ドル(約110兆9918億円)から1兆1110億ドル(約110兆8223億円)に減少した。
5月現在、外国の主要債権者が保有する米国債の総額は5兆6784億ドル(約566兆4204億円)に達し、前月の調整済みデータを1兆1127億ドル(約110兆9918億円)下回り、15カ月連続で増加した後2カ月連続の減少となった。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
』
外国主要債権者が持つアメリカ債の総額は「566兆円」
うち中国が23%を保有して「131兆円」。
日本は20%の「111兆円」。
ちなみに、アメリカ国債の発行額はいかほどかというと、昨年9月(10ケ月前)で16兆ドルである。
よって、アメリカ国債外国主要債権者の割合は「36%」である。
また、中国の所有割合は「約8%」になる。
日本は「約7%」である。
『
「人民網日本語版」2012年9月6日
http://j.people.com.cn/94476/7938208.html
米国債総発行額が16兆ドル突破、最大の保有者は?
米国債総発行額が4日、16兆ドルの大台を突破した。
米国人は、米国債の保有者は誰かと疑問を投げかけている。
中国新聞社が伝えた。
FOXニュースのウェブサイトは同日、
「中国から大半の資金を借りていると思うならば、それは間違いだ。
では一体誰が我々の米国債を保有しているのだろう」
という内容の記事を掲載した。
報道によると、米国債の3分の2は、全国社会保障信託基金や公務員・軍人の退職金計画等の形式により、米国政府・米国の投資家・未来の退職者の手に握られている。
米国政府の近年の債務のうち、中国が保有するのはわずか8%未満だ。
国債の予算管理を主張する某機関のジョージ・ゴードン政策主任は、
「中国は米国債の最大の保有国であるが、国債の大半は我々自身の手に握られている」
と指摘した。
米国債が16兆ドルを上回った日時について、エコノミストの意見が分かれている。
金曜日という説もあれば、火曜日という説もある。
しかし米政府がこの驚異的な数値を突きつけられており、しかもその数値が日増しに増加していることを疑う者はいない。
米国債のうち、約5兆ドルの債券は全国社会保障信託基金および連邦年金制度に属しており、
残り約11兆ドルの債券は国内外の投資家および米連邦準備理事会が保有している。
米財務省のデータによると、中国は過去1年間で米国債の保有額を減らしている。
2011年6月の時点では1兆3100億ドルの国債を保有していたが、今年6月には1兆1600億ドルに減額した。
日本の米国債の保有額も、中国と同水準に達する。
このほか、ブラジル、ロシア、スイス、英国等も米国債を保有している。
また個人投資家が保有する米国債も1兆ドル弱に達する。
ミューチュアル・ファンド、保険会社、米国の各州および地方政府もまた、2兆ドル弱の米国債を保有している。
中国は今後も米国の赤字を支える代表国となると予想されており、その米国債の保有額が米国を上回ると誤解されがちだ。
オバマ大統領は2008年の大統領選において、ブッシュ元大統領を
「我々の子孫の名義で中国の銀行のクレジットカードを入手し、過去42人の歴代大統領が発行した5兆ドルの国債を一挙に9兆ドルに増やした」
と批判した。
しかし、現状を見る限り、オバマ大統領の「戦績」はブッシュ元大統領に負けず劣らず、むしろそれを上回るほどだ。
2009年1月20日、米国債総発行額は10兆6000億ドルに達した。
オバマ大統領の就任後、米国債はさらに5兆4000億ドル増加した。
これはブッシュ元大統領の任期中の増加分をさらに上回る数値である。
現在、オバマ大統領のライバルであるロムニー候補もまた、この点について批判を展開している。
』
[減速する成長、そして増強される軍備]
_