2013年7月19日金曜日

中国が東シナ海で新たに7カ所のガス田開発か:日中関係をさらに悪化させる恐れ

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●17日、中国の国有石油会社が東シナ海で新たに7つのガス田開発を計画していることが明らかとなり、日中関係をさらに悪化させる恐れがある。資料写真。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月19日 10時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74471&type=0

中国が東シナ海で新たに7カ所のガス田開発か
=中国は「中間線」の前提を否定―中国メディア

 2013年7月18日、環球網によると、ロイター通信は中国の大手石油会社が、東シナ海で7カ所のガス田開発を政府に申請していると報じた。

 7月初め、日本側は中国が日中中間線の中国側で新たなガス田施設の建設を計画していることについて抗議した。
 7カ所のガス田のうち、2カ所は日中中間線付近に位置している。

 菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、
 「仮に中国が一方的に開発をするのであれば、日本は絶対にこれを認めない」
と述べた。

 日本の主張する「日中中間線」について、中国外交部は複数回にわたって、
 「いわゆる中間線というものは日本の一方的な主張であり、中国がこれを受け入れたことはなく、今後も決して受け入れない」
と述べており、中間線を前提とした共同開発の話し合いには応じないとしている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月19日 11時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74485&type=0

中国の新ガス田計画、日中関係を悪化させる可能性も―海外メディア

 2013年7月17日、ロイターによると、中国の国有石油会社が東シナ海で新たに7つのガス田開発を計画していることが明らかになったが、
 中国のガス田開発は日本の領海内にある海底資源まで採掘するものと日本から見なされる可能性があり、日中関係をさらに悪化させる恐れがある
 中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

  消息筋によると、中国海洋石油総公司は日中中間線付近に位置する
 「黄岩2期」を含む2つのプロジェクトを政府関係部門に提出し、国の審査を求めている。
 7つの新たな天然ガス田開発が国の審査を通過しても中国の天然ガス生産高が大きく向上することはないが、
 より大きな問題は政治的なリスクが高まることだ
と記事は指摘している。
 今年に入って東シナ海情勢はますます緊張が高まっており、日本と中国はいずれも船舶や航空機を派遣しけん制し合っている。

 今回の中国における動きについて、日本の専門家は
 「中国側が忍耐力を失ったことを示している
とし、その要因は日本が天然ガス田共同開発問題で行動を起こさないことにあると指摘している。
 日本と中国は2008年に天然ガス資源の共同開発を行うことで合意したが、日本は開発よりも海上の境界線の問題を解決することを優先させている。

 中国海洋石油総公司は中国石油化工集団(グループ)公司と協力して「黄岩1期」プロジェクトをすでにスタートさせており、2012年6月に国家発展改革委員会から認可を受け、2014年9月から操業開始する見込みとなっている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月19日 12時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74480&type=0

東シナ海の「共同開発」で業を煮やした中国、7カ所のガス田開発を計画―海外メディア

 013年7月17日、ロイター通信によると、中国海洋石油などの中国国有石油企業は、東シナ海で新たに7カ所のガス田開発を計画している。
 このうち日中中間線に近い場所もあり、「海底の天然ガスを中国に奪われる」との日本の懸念を招きかねない。
 そうなれば、日中の海洋紛争が更なる緊張を迎える可能性があるという。18日付で新華社通信が伝えた。

 ロイター通信は、
 「新たに7カ所のガス田が開発されても、中国の天然ガス総生産量を大幅に増加させることはない。
 それよりも注意すべきは、ガス田開発の許可に伴う政治的なリスクだ。
 2013年に入って以来、東シナ海は緊張状態が続いている。
 誤った判断が大規模な衝突を引き起こす可能性もある
と指摘している。

 日中は2008年に同地区の資源を共同で開発すると合意しているが、日本側は天然ガスの開発に先駆け、海上の境界問題を解決すべきだと主張。
 日本の専門家は、
 「中国は我慢の限界に達したのだろう、その理由として日本が天然ガス田共同開発への行動力に欠けることが考えられる」
と分析している。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/07/20 08:40
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/20/2013072000318.html

東シナ海で中国がガス田追加開発、日本は反発



 中国の国有企業、中国海洋石油(CNOOC)が日中間の排他的経済水域(EEZ)が重なる東シナ海の白樺ガス田(中国名・春暁)付近で新たなガス田開発を推進する構えであることが分かり、日本側が反発している。
 尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる領有権争いが東シナ海のガス田にも飛び火した格好だ。

 ロイター通信は17日、複数の中国政府関係者の話として、中国海洋石油が東シナ海の白樺ガス田付近の9カ所でガス田を追加開発する計画を推進していると報じた。
 うち2カ所は既に昨年の段階で中国政府の開発認可を得ており、残る7カ所についても、近く開発申請書が提出されるという。
 プロジェクト名は「黄岩」で、約50億ドル(約5030億円)が投じられるもようだ。

 日本の新聞各紙によると、日本の菅義偉官房長官は18日、
 「仮に中国が一方的に開発するのであれば、わが国として認められない」
と述べ、中国に対し、事実関係を確認していることも明らかにした。
 日本はまた、中国がガス田開発を開始した場合、紛争海域に地質調査船2隻を派遣することも決めた。
 日中は2000年代半ばから白樺ガス田の開発をめぐり対立している。





減速する成長、そして増強される軍備


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