2013年7月21日日曜日

今年に入って中国の悪口しか書かなくなったメデイア:もう「隣の芝生は枯れた」のか



●7日、中国ネットユーザーは、「国連関係者は中国について次のように述べている。“中国という国は非常に豊かになったが、中国人は貧しさから脱していない”」と中国の現状を紹介した。写真は中国の出稼ぎ労働者。

 今年に入って中国のニュースは悪口ばかり。
 昨年あたりまでの、あの歯の浮くようなメデイアのもちゃげようはどうなったのか。
 これからは中国の時代で、2016年にはアメリカを抜くとまで宣言したところもあった。
 でも近頃は2015年バブル崩壊説まで出ている。
 2020年位は成長率5%以下になると予想している機関も出てきた。
 5%以下になると、独裁国家では社会不満が問題になってくるという。
 「中国崩壊説」まで国民の口端にのるようになってきた。
 なにしろ、何かにつけていいことのないのが今年に入っての中国。
 ハリボテがはがされて、内部の臓物を見せられているような感じすらある。
 さのせいか、中国はやけになってアメリカにすりより、また周辺国には傲慢に当たるようになっている。
 末期症状といえばそういうことになるのかもしれないが。
 メデイア的ににはそれの方がおもしろかもしれない。
 舞台裏を見ながら、崩れゆく国家の症状をウオッチングできるのだから。
 昨年までは「隣の芝生はきれいにみえる」だったのが、まったく一瞬にして三流週刊誌並の記事が蔓延することになってしまった。


レコードチャイナ 配信日時:2013年7月21日 1時13分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74530&type=0

いびつな都市ランキング、
1位は北京、2位は上海、その理由は?―中国

 19日、中国のネット上で最近話題になっている「いびつな大都市ランキング」。
 1位は環境汚染著しい北京、
 2位は排他的な上海、
 3位は香港に隣接するのが唯一の自慢の深センに。
 2013年7月19日、中国のインターネット上で「いびつな大都市ランキング」が話題になっている
 。聯合新聞網が伝えた。

1位:北京市。
 なんでも欲しがるくせに、交通は常に渋滞、環境は最悪、深刻な水不足で、街中にゴミがあふれている。

2位:上海市。
 国際都市でありながら、市民は自分たちの故郷が一番だと思うあまり、他の地方を「田舎くさい」とバカにする。

3位:深セン市(広東省)。
 香港へつながる唯一の陸路ルートであったのは過去のこと。
 今では中国本土の各都市から外国へ直接行けるようになったため、香港や深センのありがたみは減っているのだが、中央政府への変わらぬ「おねだり攻勢」は目に余る

4位:東莞市(広東省)。
 ブラック企業の代名詞。
 労働法を少し変えただけで、それ以外は何もしない。
 半数以上の企業が倒産したが、結局は労働者の搾取で終わった。

5位:蘇州市(江蘇省)。
 経済発展モデル「蘇南モデル」はただ土地を企業に売っただけ。
 貴重な土地を全部売り払ってしまったら、後は何に頼って発展するというのか?

6位:広州市(広東省)。
 ひたすら「金銭」にこだわり、文化は砂漠状態。
 経済発展で犯罪都市に発展し、
★.マルチ商法にねずみ講、
★.ひったくりに密輸、
★.SARS(重症急性呼吸器症候群)、
★.鳥インフルエンザ
と何でもありだ。

7位:成都市(四川省)。
 四川省の血を吸って肥える。

8位:武漢市(湖北省)。
 中国中部の最大都市になる夢を追い続けている。

9位:杭州市(浙江省)。
 土地投機の発祥地。
 不動産価格は北京や上海を抜き、香港に迫る勢い。

10位:大連市(遼寧省)。
 都市は欧州のようだが、農村はアフリカのよう。
 都市には観賞価値しかない。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月21日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74518&type=0

都市の3分の1超が“ゴミに囲まれた街”に、
5万ヘクタールの土地を占拠―中国メディア

 19日、騰訊網は記事「中国の都市、3分の1超が“ゴミに囲まれた街”に、5万ヘクタールの土地を占拠」を掲載した。
 ゴミ処理施設を持たない自治体も多い中国。
 ゴミ問題は深刻な社会問題となっている。

 北京市で捨てられているゴミの量は1日あたり1万8400トン。
 2.5トントラックに積むと長さ50キロ弱の行列となる。
 しかもゴミは年8%ペースで増え続けている
 上海市では1日2万トン、広州市では1日1万8000トンものゴミが捨てられている。

 中国住宅・都市郷村建設部の統計によると、中国の都市の3分の1超が“ゴミに囲まれた街”になっているという。
 ゴミが占拠している土地は「5万ヘクタール」に達する。
注:「5万ヘクタール」とは、九州と四国を合わせると「5.3万ヘクタール」になるので、イメージ的にはほぼそれに同じと考えていい

 ゴミ問題が深刻化しているのは都市だけではない。
 全国4万の郷鎮(小都市)、60万弱の行政村の大部分はゴミ廃棄施設を保有していない。
 毎年2億8000万トンものゴミが生み出されているが、
 「ゴミは風に飛ばされるのを待つのみ、汚水は蒸発するのを待つのみ」
という地域も少なくない。

 深刻な社会問題となっているゴミ問題。
 ようやく対策も始まりつつある。
 単純な埋め立てでは場所を取り過ぎると、焼却して容積を小さくしてから埋め立てる動きが広がっているほか、ゴミの分別や過剰包装を改めるべきだと呼びかける声も上がっている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月21日 0時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74468&type=0

中国各地で増加するゴーストタウン、
内モンゴル自治区や河南省に集中
―中国

 18日、中国で不動産バブルの崩壊により「ゴーストタウン」と化した12都市について、国内メディアが紹介した。
 12都市のうち4都市が内モンゴル自治区、3都市が河南省にあり、この2行政区に特に集中していることが明らかとなった。

 2013年7月18日、不動産バブルの崩壊により「ゴーストタウン」と化した中国内の12都市について、時代週報が報じた。

 記事によれば、ゴーストタウンに選ばれた12都市は
オルドス市カンバシ新区、
フフホト市清水河県、

バヤンノール市、
エレンホト市(以上、内モンゴル自治区)、
鄭州市鄭東新区、
鶴壁市、
信陽市(以上、河南省)、
営口市(遼寧省)、
常州市、
鎮江市丹徒区(同江蘇省)、
十堰市(湖北省)、
昆明市呈貢区(雲南省)。
 12都市のうち4都市が内モンゴル自治区、3都市が河南省にあり、この2行政区に特に集中していることが明らかとなった。

 2008年のリーマンショック以降、中国では労働者の就業問題改善や経済成長率を維持するために内需拡大政策がとられた。
 これを受けて、各地で大規模なインフラ建設が推進されたが、物件の大半は投資目的で購入されたり、実際の需要に見合わず空室率が非常に高くなったりしたため、夜になると真っ暗で人がいなくなることから、
 中国語で「鬼城(棄てられた街)」
と呼ばれるようになった。
 また、今回「ゴーストタウン」に選ばれたオルドス市では、資金難が原因で建設途中の建物が未完成のまま放置されており、問題となっている。

 専門家らは、需給関係を事前に調査せず計画な開発に踏み切ったことや、各地方政府による利権獲得や名誉欲などがこうしたゴーストタウンを作ったと批判するが、ゴーストタウンに選出された各地方政府の行政担当者は、
 「当地の実情を把握していない外部メディアによる誤解であり、居住者は増加しつつある」
などとして、この報道内容を否定している。



レコードチャイナ 配信日時:2013年7月20日 18時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74409&type=0

<中華ボイス>
国家は豊かだが民は貧しい、
「1.5億人」は依然として極度の貧困―国連関係者

 17日、中国ネットユーザーは、
 「国連関係者は中国について次のように述べている。
 “中国という国は非常に豊かになったが、中国人は貧しさから脱していない”
と中国の現状を紹介した。

 2013年7月17日、今や世界経済をけん引し、観光において驚くほどの購買力を発揮する中国。
 ところが国家繁栄の恩恵を受けているのはほんの一握りの人たちで、依然中国には多くの人たちが貧困にあえいでいる。

 中国ネットユーザーは、

 国連関係者は中国について次のように述べている。
 『中国は現在世界第2の経済大国だが、依然1億5000万人余りの人が極度の貧困にあえいでいる。
 さらに2~3億人の出稼ぎ労働者は医療といった基本的な社会保障を享受できないでいる。
 農村部は不景気のあおりを受け、インフレはますます悪化している。
 中国の税負担による苦痛指数は世界第2位で都市内の貧困層が増加し続けている。
 中国という国は非常に豊かになったが、中国人は貧しさから脱していない』

と中国の現状を紹介した。


 世に「ニ八の法則」というものがある。
 「パレートの法則」といわれるものでwikipediaではこうある。

現代でよくパレートの法則が用いられる事象

 ●. ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
 ●. 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。→ロングテール
 ●.売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
 ●.仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
 ●.故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
 ●.所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
 ●.プログラムの処理にかかる時間の80%はコード全体の20%の部分が占める。
 ●.全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。


これを国民の経済状態に当てはめると、

 2割の上層階級が8割の利益を生み出す。
 2割の下層階級が8割の貧困を生み出す。
 挟まれた6割の中間層が明日の国家の活力を生み出す

てな具合になる。
 さて、これを中国にあてはめると?
 



減速する成長、そして増強される軍備


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