●29日、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの5カ国の情報機関がここ数年、中国レノボ製パソコンの使用を禁じていることが分かった。写真は四川省成都市産業ハイテクパーク内にあるレノボの生産工場。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月1日 19時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74971&type=0
米英など5カ国情報機関、中国レノボ製パソコンの使用禁じる
=情報漏えいを警戒―英メディア
2013年7月29日、複数の英メディアによると、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの5カ国の情報機関がここ数年、中国レノボ製パソコンの使用を禁じていることが分かった。
外部からパソコンに侵入できる細工が確認されたことが理由という。
環球時報(電子版)が伝えた。
豪オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙によると、英豪の複数の情報機関関係者が明かしたもの。
5カ国は2000年代中ごろから、政府情報機関の機密関連部門に対し、レノボ製パソコンの使用を禁じているという。
ハードディスクに外部から侵入可能にする細工が確認されたため。
これに対し、レノボは
「今のところ何の情報も得ていないので、コメントできない。
我が社は一貫して政府関連顧客と良好な関係を保てるよう努めている」
との声明を発表した。
科学技術系メディアの1つは
「西側政府は中国のパソコン企業を“スパイ工場”ととらえ、
レノボを共通の敵と認識している」
と伝えた。
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中国は「アジアのトラブルメーカー」から「世界のトラブルメーカー」へと飛躍しているようである。
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ロケットニュース24 5時間前
http://rocketnews24.com/2013/08/01/355285/
中国企業レノボのPCにハッキング工作か!?
「5カ国の国家機関がレノボ製PCの使用を禁止」と大手紙が報じる
中国のPCメーカー『Lenovo(レノボ)』が製造する PC に「スパイ疑惑」が浮上し、注目を浴びている。
事の発端は、オーストラリアの全国紙『オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー』による報道だ。
その報道によると、
「回路が変更されており、遠隔操作で機器にアクセスすることが可能」
と指摘されているというのだ。
オーストラリア、米国、英国、カナダ、ニュージーランドの諜報・防衛機関の機密情報を扱うのに使用するネットワークでは、安全性への懸念から、レノボ製 PC の使用が禁じられていると報じられている。
●・ハードウェア・ファームウェアのぜい弱性が専門家によって指摘される
報道によると、こうした諜報・防衛機関におけるレノボ製品の使用禁止措置は、レノボが IBM の PC 部門を購入したあとの、2000年代半ばに決定したとのこと。
専門家によるテスト検証の結果、ハードウェアへの不正侵入が可能であること、またチップに搭載されているファームウェアのぜい弱性が指摘されたことが理由だという。
また、2006年には米国国務省が、レノボから購入した1万6000台の PC について、安全性を考慮した結果、機密文書を扱う業務では使用しないと発表している。
●・故意に回路を変更!?
「遠隔操作で機器へのアクセスが可能」という声も
英国とオーストラリアの国防・諜報機関の関係者によると、レノボ製 PC の回路には故意の変更が加えられており、遠隔操作で機器にアクセスすることが可能であるという。
中国政府と強い関係をもつ中国国内のメーカーが、故意にチップに搭載されているファームウェアをぜい弱にしているのではないかと懸念する声も上がっている。
●・専門家「不正に変更された半導体回路が出回ることはもはや避けられない」
故意な変更によって通信機器の安全性を低下させるとは、事実であればなんとも恐ろしいやり方だ。
だが、あるテクノロジー分野の専門家は、半導体市場のグローバル化にともなって、こうした事態は避けることが難しくなっていると語る。
「故意に不正な変更が加えられた半導体回路がグローバルなサプライチェーンの中に出回ることは、可能などころか不可避な状態になっている」
というのだ。
●・レノボ「禁止措置については知らない」
「製品の信頼性とセキュリティは向上」
なお、レノボは「こうした禁止措置については把握していない」と声明を出している。
また「我が社の製品は、年を経るごとに信頼性とセキュリティが向上している」とも主張。
なお、使用禁止措置がとられたと報じられたオーストラリア国防省は公式サイト上で「そのような禁止措置は存在しない」と、今回の報道を否定している。
●・ファーウェイ製品にも「スパイ疑惑」あり
とはいえ、通信機器メーカーの「スパイ疑惑」が完全に消えたわけではない。
同じく中国の通信機器メーカーである『Huawei(ファーウェイ)』の製品に関しても、オーストラリア政府は通信インフラに使用しないことを決定している。
というのも、ファーウェイが中国政府と組んで「スパイ工作」を行っているという疑惑が浮上しているためである。
ファーウェイの製品は日本でもソフトバンクなどで利用されているが……なお、ファーウェイ側はこの疑惑を否定している。
レノボとファーウェイの「スパイ疑惑」。
真相はまだ闇に包まれたままだが、これが事実であればなんとも恐ろしい事態である。
参照元:Financial Review(英文)
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普通なら「ウソだろ」となるが、
中国だと「ありえるかもしれない」となってしまう。
そこが恐ろしい。
我が家のパソコンもデルとレノボなのだが。
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ASCII・JP 2013年08月01日 21時15分更新
http://ascii.jp/elem/000/000/813/813936/
オーストラリア誌などが報道、オーストラリア国防省は公式に否定
諜報機関がレノボのPCを禁止したという報道で、世界に憶測が走る
●豪誌が「Spy agencies ban Lenovo PCs on security concerns」というタイトルで報道
オーストラリアのメディア「The Australian Financial Review」(AFR)が7月27日に報じた記事が大きな波紋を広げている。
「Spy agencies ban Lenovo PCs on security concerns」(諜報機関がセキュリティー上の懸念からレノボのPCを禁止)と題したもので、
「オーストラリア、米国、英国、カナダ、ニュージランドの政府が、諜報・防衛機関におけるレノボ製PCの使用を、『ハッキングに弱い』として禁じた」
としている。
報道では、英国およびオーストラリア諜報・防衛機関の複数筋が、
「特定のネットワークにおいて、とある中国の会社製PC使用の禁止令がある」
と認めたという。
外部からの操作でパソコン内のデータにアクセスできる工作を簡単に仕掛けられるような、ハードウェア/ソフトウェア上の脆弱性が認められたからという理由で、時期は2000年代半ばとのことだ。
一方、オーストラリア国防省は7月30日の発表で
「機密ネットワークにおけるレノボ製PCの使用を禁止しているのか?」
という同誌の質問に対し、
「機密ネットワークにおけるレノボ製PCの使用許可要求自体が、これまでに一度もない」
と公式に回答。
27日および29日にAFRに掲載された内容は事実に基づいていないとした。
その後も報道を巡って、中国企業の締め出しや情報スパイを疑う声に至るまでの様々な憶測が飛び交っているが、真偽は不明だ。
なお、編集部からの質問に対して、レノボ・ジャパンは
「レノボは販売に関するいかなる制限の通知も受けていないため、AFRのレポートについて答えられる立場にない」
と述べている。
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[減速する成長、そして増強される軍備]
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