●インド海軍初の空母「ヴィクラント」
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月11日 16時54分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75430&type=0
2013年8月10日、環球時報は
「アジア太平洋地区が空母の密集地となりつつある」
と題する記事を掲載した。以下はその要約。
近年、アジア太平洋地区の各国は、海軍力増強のために相次いで空母を購入したり、新空母の建設を行っている。
★.インドでは国産空母の計画が進められ、
★.日本のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」は第二次世界大戦以後の日本にとって最大規模となる戦艦だ。
★.中国も2隻目の空母建設に全力を注いでいる。
今まさに、アジアでは世界で最も激烈な海軍力の軍拡競争が繰り広げられている。
★.さらに、ロシアもフランスから購入したヘリコプター 搭載艦2隻のうち1隻を太平洋艦隊に所属させることを決定。
★.地区最大の海軍力を有する米国には5隻の原子力空母がある。
中国国防大学の李大光(リー・ダーグアン)教授は
「このような複雑な状況は中国が望んでいることではないが、客観的にみて現実に起こっていることだ」
とのべ、中国には新たな知恵と勇気が求められていると語った。
』
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/12 08:05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/12/2013081200366.html
インドの国産空母、きょう進水式
インドは12日、南部コーチ造船所で独自技術により建造した初の空母「ビクラント」の進水式を行う予定だ。
11日付中国紙・新京報がインドメディアを引用して伝えた。
ビクラントの進水により、
インドは米国、ロシア、英国、フランスに続き、世界で空母の建造能力を持つ5番目の国となる。
中国が昨年、初の空母「遼寧」を就役させ、日本は今月初め、過去最大級のヘリ空母「いずも」(排水量2万7000トン)を進水させるなど、アジア各国で空母保有競争が起きている。
インドが2004年に建造を開始したビクラントは、排水量4万トンの従来型動力空母。
全長260メートル、幅60メートルで、戦闘機とヘリコプターなど約30機を搭載できる。
インドは艦載機として、ロシア製のミグ29Kを検討している。
艦載機と搭載兵器の購入費用を含めると、建造費は総額50億ドル(約4810億円)に達するもようだ。
ビクラントは進水式以降、動力装置、装備の取り付けなどを行い、20年ごろに正式に就役すると予想される。
インドはまた、17年ごろにビクラントより大きい第2の国産空母「ビシャル」(6万5000トン)の建造に着手する計画だ。
1980年代に英国から購入した空母ビラート(2万8700トン)、今年末にロシアから買収する「ビクラマーディティヤ」(4万5400トン)を含めると、インドの空母は10年後に3-4隻に増える。
インドが空母の拡充に取り組むのは、中東・アフリカ産原油の輸送を保護するため、インド洋への進出を狙う中国に対抗する目的があるとみられる。
中国も2020年までに空母を3隻に増やすため、国産空母の建造を開始したとの見方がある。
英軍事専門誌「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」は今月初め、衛星写真にもとづき、上海の長興島造船所で建造中の大型船舶が中国初の空母である可能性があると報じた。
中国が昨年就役させた空母遼寧は、旧ソ連の空母をウクライナから購入し、改造したものだ。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 13時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75438&type=0
インド初の国産空母が進水=中国国防大教授「日本の方が空母に習熟」―米華字メディア
2013年8月11日、米華字サイト・多維新聞によると、インド初の国産空母が12日に進水する。これにより、インドは米国、ロシア、英国、フランスに続き、空母を自国製造可能な5番目の国になる。
インドメディアは、「インド製空母『ヴィクラント号』の進水が行われる歴史的な日」と伝えたている。
ヴィクラント号は排水量4万トン、全長260メートルで、発着甲板2本と着艦甲板1本を備え、開発中の国産戦闘機やミグ29型の戦闘機を搭載する。
空母建造は計画から4年遅れで進んでおり、実際の配備は2020年にずれこむとみられている。
インドメディアは、
「インドには3つの空母打撃群が必要で、原子力空母の建造も考えるべきだ。
海軍力が強国となるための不変の要素である」
と報じている。
だが、米メディアがインド海軍関係者に対して行った取材によると、ヴィクラント号の建造は全体の30%までしか進んでおらず、総コストも当初の予算5億ドルを大きく上回る50億ドル(約4800億円)にまで膨れ上がっているという。
中国国防大学で兵器を専門にする李大光(リー・ダーグアン)教授は国内メディアに対し、
「インドが自国で空母打撃群の確立を進めるのは既定路線。
国産空母の進水で海軍力が高まり、ロシアとの価格交渉にも有利になる」
と述べた。
だが、李教授はインドの航母は日本にはるか及ばないとして、
「日本のいずもは作戦能力を備えた準空母であり、日本にはすでに成熟した艦隊が多数存在し、いずもと連携することで空母打撃群を構成することができる。
日本は第二次世界大戦時に空母作戦術に習熟しており、インドや中国の空母とは大きく異なっている」
と語った。
』
『
日本経済新聞 2013/8/13 1:35
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1203K_S3A810C1FF1000/
インド、初の国産空母が進水 中国をけん制
インド初の国産空母「ビクラント」(排水量約4万トン)の進水式が12日、南部コチンの造船所で行われた。
2018年の就役を目指す。
9日には、核弾頭が搭載可能な国産原子力潜水艦「アリハント」の原子炉の臨界到達に成功。
インドは周辺海域への海洋進出を活発化する中国をけん制するため、海軍増強を急ピッチで進めている。
インドが現在運用している空母は英国製の中古空母「ビラート」だけ。
年内にはロシアから旧ソ連製空母を受け取る予定だ。
』
このように空母が密集してくると、相対的に空母の価値は低下する。
持ってて当たり前、といったことになると空母の孫子の兵法流の圧力は小さくなる。
ちなみに日本の「いずも」はヘリ空母である。
攻撃用のヘリコプターには基本的に戦闘機のような空中戦戦闘能力はないから、つまるところ潜水艦の捕捉とヘリコプターの輸送ならびに兵站確保である。
日本にとっての真の目的はやはり「中国潜水艦の捕捉」ということになるだろう。
軍艦は寄港地を出港した瞬間から人工衛星でモニタリングされている。
商船に偽装」されてでもいない限りまず監視の目を逃れることは難しい。
モニタリングされている軍船はさほどやっかいなものではない。
しかし、潜水艦は人工衛星では見つけられない。
そこで、ヘリ空母が必要になってくるわけである。
平常はそうなのだが、ただ
ことが起こったときはすぐさま戦闘機を載せて通常の空母へ変身が可能
というのがミソである。
ヘリに長い滑走甲板はいらない。
やはりヘリ空母というよりも、軽空母といった方がいいようである。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75434&type=0
日本に軍事力強化の口実を与えないよう、中国は日本との緊張の緩和を図るべき―タイ英字紙
●4日、タイ英字紙バンコクポストは、
☆.尖閣諸島をめぐる日中の対立、
☆.そして日韓関係の悪化
を奇貨として、日本が軍事力強化を進めていると報じた。
日中対立が日本の軍事化に口実を与えているとして、中国は緊張緩和に動くべきと提言している。資料写真。
2013年8月4日、タイ英字紙バンコクポストは、尖閣諸島をめぐる日中の対立、そして日韓関係の悪化を奇貨として、日本が軍事力強化を進めていると報じた。
11日、環球時報が伝えた。
安倍晋三首相の就任以来、日本は国防強化へと舵を切った。日本は自国の軍事力を防御的なものと主張しているが、その国防費は約500億ドル(約4兆8100億円)と相当な規模に達している。 また、麻生太郎財務相は先日、日本はナチスの憲法を改正する手法を学ぶべきと発言して問題となったが、この発言は日本に課された軍事的制限の緩和を目指す安倍首相の動きを軌を一にしている。
一方でバンコクポスト記事は
「日本の強硬姿勢は島嶼をめぐる日中対立がもたらしたものであることは疑う余地がない」
とも指摘した。
二次大戦から60年あまり、日本は非軍事化を強制されてきたが、侵略戦争を起こしたすべての国が自覚的に制裁を受け入れれば、世界はもっと安全で美しいものになるだろうが、それは短期的に実現するものではない。
ゆえに中国にとって日本の軍事化を防ぐ、最も賢明な手法は
東シナ海における日中の対立を緩和
することだ、
と提言している。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月30日 17時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76183&type=0
露メディア「中国の空母は戦闘力ない」に国防部が反論
=「根拠なく、ただのゴシップ」―中国
2013年8月29日、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は定例記者会見の席上、外国メディアが空母「遼寧」の戦闘力は低いと報道したことについて、「根拠はなく、ただのゴシップだ」と反論した。
中国新聞社が伝えた。
ロシアメディアが中国の空母「遼寧」について分析を行い、「戦闘力がなく、自衛能力もない」と結論付けたことについて楊報道官は「根拠がなく、事実と異なる」とし、
「中国の軍備を故意に過小に、または過大に評価するのは、ただのゴシップにすぎない」
と述べた。
また、今後の空母の建造については、国家の経済と社会の発展状況、軍備の需要などに基づき、総合的に判断されるとした。
』
[減速する成長、そして増強される軍備]
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持ってて当たり前、といったことになると空母の孫子の兵法流の圧力は小さくなる。
ちなみに日本の「いずも」はヘリ空母である。
攻撃用のヘリコプターには基本的に戦闘機のような空中戦戦闘能力はないから、つまるところ潜水艦の捕捉とヘリコプターの輸送ならびに兵站確保である。
日本にとっての真の目的はやはり「中国潜水艦の捕捉」ということになるだろう。
軍艦は寄港地を出港した瞬間から人工衛星でモニタリングされている。
商船に偽装」されてでもいない限りまず監視の目を逃れることは難しい。
モニタリングされている軍船はさほどやっかいなものではない。
しかし、潜水艦は人工衛星では見つけられない。
そこで、ヘリ空母が必要になってくるわけである。
平常はそうなのだが、ただ
ことが起こったときはすぐさま戦闘機を載せて通常の空母へ変身が可能
というのがミソである。
ヘリに長い滑走甲板はいらない。
やはりヘリ空母というよりも、軽空母といった方がいいようである。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75434&type=0
日本に軍事力強化の口実を与えないよう、中国は日本との緊張の緩和を図るべき―タイ英字紙
●4日、タイ英字紙バンコクポストは、
☆.尖閣諸島をめぐる日中の対立、
☆.そして日韓関係の悪化
を奇貨として、日本が軍事力強化を進めていると報じた。
日中対立が日本の軍事化に口実を与えているとして、中国は緊張緩和に動くべきと提言している。資料写真。
2013年8月4日、タイ英字紙バンコクポストは、尖閣諸島をめぐる日中の対立、そして日韓関係の悪化を奇貨として、日本が軍事力強化を進めていると報じた。
11日、環球時報が伝えた。
安倍晋三首相の就任以来、日本は国防強化へと舵を切った。日本は自国の軍事力を防御的なものと主張しているが、その国防費は約500億ドル(約4兆8100億円)と相当な規模に達している。 また、麻生太郎財務相は先日、日本はナチスの憲法を改正する手法を学ぶべきと発言して問題となったが、この発言は日本に課された軍事的制限の緩和を目指す安倍首相の動きを軌を一にしている。
一方でバンコクポスト記事は
「日本の強硬姿勢は島嶼をめぐる日中対立がもたらしたものであることは疑う余地がない」
とも指摘した。
二次大戦から60年あまり、日本は非軍事化を強制されてきたが、侵略戦争を起こしたすべての国が自覚的に制裁を受け入れれば、世界はもっと安全で美しいものになるだろうが、それは短期的に実現するものではない。
ゆえに中国にとって日本の軍事化を防ぐ、最も賢明な手法は
東シナ海における日中の対立を緩和
することだ、
と提言している。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月22日 11時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75856&type=0
ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘―中国メディア
●21日、中国新聞網は記事「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」を掲載した。中国が擁する世界一“安い”空母・遼寧号には多くの欠点があると指摘している。写真は遼寧号。
2013年8月21日、中国新聞網は記事
「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」
を掲載した。
21日、露軍事週刊誌ミリタリー・インダストリー・クーリエは中国海軍の実力に関する分析記事を掲載した。
保有艦艇の中で最も注目を集めているのが中国初の空母・遼寧号。
同艦は世界で最も“安い”空母。
わずか2000万ドル(約19億5000万円)でウクライナから購入した空母ワリャーグを改修した。
理論的にはJ-15戦闘機40機、K-28ヘリ20機を搭載することが可能だ。
しかし米国をはじめとする各国のアナリストは「遼寧号の実力は大したものではない」という見方で意見を一致させている。
第一に艦載機のJ-15戦闘機は電子系統や兵装などの主要性能で明らかに米国のF/A-18E/Fに劣っている。
また、レーダーナビゲーションを装備していなかったり、偵察機能を持った戦闘機やヘリを擁していないことも大きなネック。
総合的に見てほとんど自衛能力を有しておらず、
低空飛行している空中目標を攻撃する能力しかない
と結論づけている。
本当に価値のある空母の建造には10~20年が必要と指摘した。
』
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月22日 11時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75856&type=0
ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘―中国メディア
●21日、中国新聞網は記事「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」を掲載した。中国が擁する世界一“安い”空母・遼寧号には多くの欠点があると指摘している。写真は遼寧号。
2013年8月21日、中国新聞網は記事
「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」
を掲載した。
21日、露軍事週刊誌ミリタリー・インダストリー・クーリエは中国海軍の実力に関する分析記事を掲載した。
保有艦艇の中で最も注目を集めているのが中国初の空母・遼寧号。
同艦は世界で最も“安い”空母。
わずか2000万ドル(約19億5000万円)でウクライナから購入した空母ワリャーグを改修した。
理論的にはJ-15戦闘機40機、K-28ヘリ20機を搭載することが可能だ。
しかし米国をはじめとする各国のアナリストは「遼寧号の実力は大したものではない」という見方で意見を一致させている。
第一に艦載機のJ-15戦闘機は電子系統や兵装などの主要性能で明らかに米国のF/A-18E/Fに劣っている。
また、レーダーナビゲーションを装備していなかったり、偵察機能を持った戦闘機やヘリを擁していないことも大きなネック。
総合的に見てほとんど自衛能力を有しておらず、
低空飛行している空中目標を攻撃する能力しかない
と結論づけている。
本当に価値のある空母の建造には10~20年が必要と指摘した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月30日 17時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76183&type=0
露メディア「中国の空母は戦闘力ない」に国防部が反論
=「根拠なく、ただのゴシップ」―中国
2013年8月29日、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は定例記者会見の席上、外国メディアが空母「遼寧」の戦闘力は低いと報道したことについて、「根拠はなく、ただのゴシップだ」と反論した。
中国新聞社が伝えた。
ロシアメディアが中国の空母「遼寧」について分析を行い、「戦闘力がなく、自衛能力もない」と結論付けたことについて楊報道官は「根拠がなく、事実と異なる」とし、
「中国の軍備を故意に過小に、または過大に評価するのは、ただのゴシップにすぎない」
と述べた。
また、今後の空母の建造については、国家の経済と社会の発展状況、軍備の需要などに基づき、総合的に判断されるとした。
』
[減速する成長、そして増強される軍備]
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