2013年7月22日月曜日

自民党圧勝の最大原因は中国の挑発と恫喝:自民党に塩と追い風を贈った中国

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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月22日 14時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74594&type=0

安倍首相の手中に落ちた参院選3つの勝因、そして今後の難題は?―中国メディア

 2013年7月22日、中国国営メディア・新華社通信はNHKの報道などを引用し、第23回参院選における自公の圧勝を
 「参議院も安倍氏の手中に落ちる、メディアが分析するその三大勝因」
と題して報じた。

以下は日本の複数メディアによる分析をまとめながら、記事で述べられている勝因である。

勝因1).アベノミクスがもたらした短期的な株価上昇が、国民の期待感を煽った。
 アベノミクスが掲げる「3本の矢」のうち、特に金融緩和策が景気刺激効果をもたらしている。
勝因2).民主党を含む野党勢のぜい弱さ。
 今回の参院選は戦後の選挙史でも、「最も野党が弱かった一戦」と言ってもよい。
勝因3).自民党は原発問題、改憲問題、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加問題などの懸案事項をたくみに避け、選挙戦の焦点を経済問題に集中した。

 続いて、華南地区の地方紙で中国共産党機関紙の広州日報は参院選後の安倍政権が直面する難題について、いくつか列挙した。
 以下に一部を抜粋する。

■経済面―消費増税の是非
 税収、労働力市場における改革を目指す安倍政権は今後、「本当に消費税率を上げるのか?」が焦点となる。
 参院選期間はこれに具体的に言及することはなかった安倍首相。
 消費増税を延期すれば、市場が安倍政権に寄せる財政再建への期待感が削がれることになる。

■靖国参拝の引き起こす代償
 安倍首相は終戦記念日の8月15日、靖国神社を参拝するのか?
 周辺国から注視を浴びるこの問題についても、安部首相は現段階では明確には言及していない。
 日韓両国との良好な貿易関係維持を期待する経済界から支持を失えば、安倍政権が推進を望む経済改革にも何らかの代償が生じることになる。

■外交問題の痛手―対中・対韓関係が対米関係にも影響
 安部政権が慰安婦問題などに代表される歴史問題において不適切な対応を続ける限り、日中および日韓関係には緊張状態が続く可能性があるが、これが日米関係に波及する可能性もある。
 良好な日米関係を維持できなければ、日本では政権を維持することはできないだろう。


 自民党圧勝の最大原因は、中国の挑発行為だろう。
 何か裏で自民党と中国共産党が共闘しているような印象がある。
 中国は社会不満のガス抜きで尖閣問題を使い、
 自民党は中国の恫喝や行動を党支持への追い風にしている。
 どちらもそこそこうまくやっているということだろう。
 表面ではぶつかっているように見えるが、腹のなかで手を結んでいるようだ。
 知らないのは市民だけ、ということも考えられる。
 挑発行為という塩と、恫喝という追い風で自民党は圧勝したといっていい。
 自民党からみれば中国様様ということになる。


レコードチャイナ 配信日時:2013年7月22日 11時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74575&type=0

<中華ボイス>
参院選、自民党の圧勝!
中国の強硬姿勢は自民党への声援?!―在日中国人

 2013年7月22日、日本の参院選の投票が前日に行われ、民主党は惨敗に終わり、自民党は圧勝によりねじれ国会の解消に成功した。

 在日中国人で、日中芸術文化振興協会副理事長でもあるユーザーネーム「@大風海上人」は、
 「日本の参院選が幕を下ろした。
 結果に歓喜した者もいれば落胆した者もいるだろう。
 民主党は惨敗し、共産党は躍進。
 自民党は力を取り戻した。
 俳優の山本太郎氏は大活躍し、当選。
 民主党はますます窮地に追いやられている。
 現在の日本の政局では、中国が深く影響し、勝負を左右する要素となっている。
 21日には中国の海洋監視船が釣魚島(尖閣諸島)の接続水域で航行しているのを日本の海上保安庁が確認している。
 中国に対し強硬な姿勢を取っている
 自民党にとって、中国の活発な動きは政策を進める上で好材料となる。
 中国海洋監視船の接続水域の航行は同党に声援を送っているに等しい
と中国の動向が日本の政治に与える影響について発言した。



jiji.com (2013/07/22-11:11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072200357

「安倍天下」「独走態勢」=長期政権に対応を-韓国紙

 【ソウル時事】自民党が圧勝した参院選について、22日付の韓国各紙は1面トップなどで「日本、今後3年は安倍(政権)天下」(中央日報)、「安倍(首相)、独走態勢に」(朝鮮日報)と大きく報じ、警戒感を示した。
 長期政権への対応が必要と呼び掛ける記事も多かった。
 中央日報は「安倍(首相)はアジアの盟主の座を簡単に中国に渡せないとの立場で、今後北東アジアの力学構造が激動に巻き込まれる可能性がある」と指摘。
 「韓国も対日政策を全面的に再調整するほかなくなった」と強調した。
 同紙はコラムで「安倍政権が右傾化を加速させるのは確実だ」とした上で、
 「日本を無視する戦略がいいのか。
 それとも首脳会談などで強力に反対の意を伝えるのが効果的なのか、考えねばならない。
 友人は選べても隣人は選べない」
と韓国政府に冷静な対応を促した。 
 韓国では、安倍政権の今後の出方が読み切れていないようだ。
 朝鮮日報は社説で、
 「韓国と中国も安倍政権の選択を注目している。
 安倍政権は北東アジアの秩序の転換期に自分たちが立っている事実に留意せねばならない」
と、中韓への配慮を求めた。



jiji.com (2013/07/22-12:37)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072200460

安倍首相の東南ア訪問を発表

 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、安倍晋三首相が25日から3日間の日程で
 マレーシア、シンガポール、フィリピン3カ国を訪問し、各国首脳と会談すると発表した。首相はシンガポールで講演するほか、同国で米国のバイデン副大統領の表敬を受ける。
 首相の東南アジア訪問は、首相再登板後、1月のベトナム、タイ、インドネシア3カ国、5月のミャンマーに続き3度目。
 日本の首相の公式訪問は、マレーシア、フィリピンはそれぞれ6年ぶり、シンガポールは11年ぶりとなる。
 東南アジア歴訪の目的について、菅長官は「経済関係を中心に2国間の連携を深めたい」と説明した。 




減速する成長、そして増強される軍備


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