●9日、中国政府は2012年の対外直接投資が過去最高を記録し、世界トップ3に入ったと発表した。写真は香港。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月11日 11時28分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76626&type=0
中国の2012年対外直接投資額は過去最高、8兆8000億円超
=世界トップ3に―仏メディア
2013年9月9日、中国政府は2012年の対外直接投資が過去最高を記録し、世界トップ3に入ったと発表した。
仏AFP通信の報道をもとに10日付で環球時報が伝えた。
中国の関連部門が発表した官報によれば、2012年の海外直接投資は2011年に比べて17.6%増加し、878億ドル(約8兆8045億円)に達した。
世界全体で見ると対外直接投資は17%減少しており、
これが中国の対外投資が世界のトップ3に名を連ねた一因だと官報は分析する。
中国経済が急速に発展する中で、中国政府は国内企業に海外へ目を向けるよう奨励したため、対外投資規模は絶えず拡大した。
政府はすでに対外直接投資の伸び率を年平均17%、2015年までに1500億ドル(約15兆420億円)にするとの目標を設定している。
中国の対外直接投資の累計額はまだ世界13位に留まっているが、これは中国の対外投資の歴史が浅いことに起因している。
米国の累計額は中国の10倍、英国は中国の3倍強である。
中国の対外直接投資は国民経済のあらゆる業種・類別をカバーしているが、一部の業種に比較的集中している傾向がある。
2012年の中国の主な対外投資先は香港だった。
2012年末時点で中国における外国企業の従業員は149万人に達し、そのおよそ半分は外国人だった。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月12日 10時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76649&type=0
<数字で見る中国>
2012年の対外投資、米日に続き世界3位
=対米国投資は2.2倍に―商務部
2013年9月10日、中国商務部、国家統計局、国家外貨管理局は合同で「2012年度中国対外直接投資統計公報」を発表した。
それによると、2012年中国の対外直接投資額は878億ドル(約8兆7786億円)で過去最高を記録し、前年比17.6%増加した。
これにより初めて世界3大対外投資国の1つとなり、米国と日本の後に続いた。
京華時報が伝えた。
中国の対外直接投資累計額は2012年末で5319億4000万ドル(約53兆1858億円)に達したが、順位で見ると世界13位で、先進諸国に比べるとまだ一定の差が存在している。
公報によると、中国は世界の8割の国と地域に投資を行っている。
中国の投資先TOP20の国と地域の累計額は4750億9300万ドル(約47兆5020億円)に達し、総量の89.3%を占めている。
昨年中国は米国に対し40億4800万ドル(約4047億円)の投資を行い、前年の2.2倍に達した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月18日 8時48分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76911&type=0
1-8月の対外直接投資、対米が260%増、対日は25%減―中国商務部
●17日、中国商務部(商務省)は記者会見を開いた。沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は、対外直接投資の状況について報告した。資料写真。
2013年9月17日、中国商務部(商務省)は記者会見を開いた。沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は、対外直接投資の状況について報告した際に、
「2013年1-8月、中国国内の投資家は世界156の国と地域の3583社の海外・域外企業に対して直接投資を実施し、非金融類直接投資額(以下同じ)が前年同期比18.5%増の565億ドル(約5兆6000億円)に達した」
と述べた。
人民網が伝えた。
中国本土は1-8月、香港・ASEAN・EU・オーストラリア・米国・ロシア・日本の7つの主要経済体に対する投資額が391億1000万ドル(約3兆9000億円)に達し、同期の中国対外直接投資総額の69.2%(前年同期比3%上昇)を占めた。
香港と日本に対する投資がそれぞれ11.4%・25%減少したことを除き、米国・EU・オーストラリア・ロシア・ASEANに対する投資はそれぞれ260.3%・109.3%・85.1%・36.4%・24.2%の高度成長を実現した。
中国地方企業の1-8月の対外直接投資額は前年同期比21.6%増の186億9000万ドル(約1兆8500億円)に達し、同期の対外直接投資総額の33.1%を占め、全国の増加率を3.1ポイント上回った。
そのうち広東省、山東省、江蘇省が1-3位を占めた。
約9割の投資がビジネスサービス業、採鉱業、卸売・小売業、建築業、製造業の5大業界に向けられた。
製造業に向けられた投資は今年以来、初めてプラス成長(2.1%)を実現し、ビジネスサービス業向けの投資は前年同期比で3割減となり、その他の業界への投資は大幅な増加を見せた。
そのうち建築業、科学研究・技術サービス業、採鉱業への投資は、数倍のペースで増加した。
建築業への投資額は前年同期比457.4%増の37億9000万ドル(約3800億円)、
科学研究・技術サービス業は145.9%増の9億1000万ドル(約900億円)、
採鉱業は122.1%増の155億7000万ドル(約1兆5000億円)
に達した。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月17日 15時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76869&type=0
国際協調融資の世界シェア、日本がトップに=「90年代の輝き取り戻す」―英メディア
●15日、ロイター通信によると、日本の銀行が国際協調融資の世界シェアでトップとなった。資料写真。
2013年9月15日、ロイター通信は、日本の銀行が国際協調融資の世界シェアでトップとなり、90年代の輝きを取り戻しているとした。
17日付で環球網が伝えた。
国際決済銀行(BIS)は、2013年3月の時点で日本の銀行の国際協調融資額が、世界シェアで13%を占めたと発表した。
2007年には8%に過ぎなかったが、新興国やカリブ海の国々、米国への融資により、米国(12%)やドイツ(11%)を上回り、トップとなった。英
国とフランスは約10%となっている。
日本の銀行の国際協調融資は、80年代末に世界シェア39%を占めていたが、90年代末には金融危機の影響を受けて急速に縮小した。
国際決済銀行によると、2013年第一四半期に、中国、ブラジル、ロシアが国際協調融資額を急速に増加させている。
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